技術資料●LEDの寿命についてLED照明器具の光源の寿命は、LEDモジュール寿命のことです。LEDは、従来の白熱電球のようにフィラメントの断線により点灯しなくなることはありませんが、LEDチップの劣化などにより、点灯時間によって徐々に光束が減少していきます。定格寿命の時間は、LEDの設計寿命であり、その寿命を保証するものではありません。また、照明器具としての寿命は従来光源を使用した製品と同様な考え方になります。●鋼製照明用ポールは、設置場所、気象条件及び交通量などの使用環境によるストレスにより、腐食や金属疲労の経年劣化を起こします。特にポール下部(開口部廻り、地際部周辺)は、他の部位に比べ早く劣化が進行する可能性があります。249●ハンドル、釦は必ず「手」で操作してください。工具などを使用すると故障の原因となります。●電源の接続は圧着端子等を使用し確実に接続してください。不確実な接続は接触不良による火災・感電の原因となります。●通電中は容器を開かないでください。爆発・火災・感電の原因となります。●開閉器は器具の定格電圧・定格容量の範囲内でご使用ください。定格を超えて使用した場合、焼損・火災・感電・短寿命の原因となります。●コンセントのプラグは毎使用開始前に、キャブタイヤケーブルおよびキャブタイヤケーブル引込部の状態を点検し、異常がある場合は必ず補修してからご使用ください。異常のまま使用すると、爆発・火災・感電の原因となります。また、落下などによる強い衝撃を加えないでください。破損の原因となることがあります。●定格時間が指定されている製品は、連続運転しないでください。焼損・火災・感電・短寿命の原因となります。●定着用器具を移動用器具として使用しないでください。 破損による火災・感電・ケガの原因となります。経年劣化が進行したポールをそのまま使用し続けると大事故に至る可能性がありますので適切な保守・点検を行い、安全性を確保した状態で使用してください。((一社)日本照明工業会「鋼製照明用ポール点検・診断のすすめ」より)技術資料製品を安全にご使用いただくためにポールの経年劣化について照明器具配電機器
元のページ ../index.html#250